皆さま、こんにちは。
今日は、韓国語で「語幹」について勉強しましょう。
以前、簡単にまとめたのですが...今回きちんと解説いたします。
ぜひ、一読ください。
解説
【어간】読み:オガン発音:eo-gan
名詞
語幹
語幹とは?
語幹は用言に存在します。
・用言とは「動詞」「形容詞」「存在詞」「指定詞」のこと。
全ての用言には、語幹にプラスで [다] が付いています。
例えば「行く」という単語の原形は "가다" ですよね。
ということは、語幹は "가" を指します。
活用語尾の勉強をする際に「語幹に付けるだけ」という文章が書かれていたら '가다' の場合 [다] を取って "가" の後に付けるだけということです。
活用例
- 動詞 :보다(見る)→語幹『보』
- 形容詞:배고프다(空腹)→語幹『배고프』
- 存在詞:있다(ある・いる)→語幹『있』
- 指定詞:이다(~だ)→語幹『이』
語幹3種類
語幹は『母音語幹』『子音語幹』『ㄹ語幹』の3種類に分けられます。
- 『母音語幹』は「ㅏ」「ㅗ」などで終わる語幹
- 『子音語幹』は、パッチムで終わる語幹
- 『ㄹ語幹』は、パッチムがㄹで終わる語幹
陽母音と陰母音を確認して、あとに付く語尾が変わるときがあります。
- 『母音語幹』は、そのまま陽母音と陰母音を分ける
- 『子音語幹』は、子音を無視します。【있】なら「ㅆ」ではなく『ㅣ』で判断
- 『ㄹ語幹』は、ㄹを脱落させます。【달다】なら「ㄹ」を脱落させ『ㅏ』で判断
陽語幹と陰語幹
陽語幹と陰語幹とは、母音が「陽母音」なのか「陰母音」なのかということです。
母音の分け方は、下記の記事よりご確認ください。
現在形
【어간이다】
語幹である
読み:オガニダ
【어간입니다】語幹です(ハムニダ体)
読み:オガニmニダ
【어간이에요】語幹です(ヘヨ体)
読み:オガニエヨ
【어간이야】語幹だよ(パンマル)
読み:オガニヤ
ハムニダ体:硬い丁寧語
ヘヨ体 :やわらかい丁寧語
パンマル :タメ口
否定形
【어간이 아니다】
語幹ではない
読み:オガニ アニダ
疑問形
【어간입니까?】
語幹ですか?
読み:オガニmニッカ?
例文
・어간은, 어느 것입니까?
訳:語幹は、どれですか?
・이것이 어간이에요.
訳:これが、語幹です。
あとがき
日本語の語幹を説明するときは『食べる』だと「食べ」が語幹です。
『待つ:기다리다』『歩く:걷다』『寒い:춥다』ということですね!
ぜひ、韓国語・日本語の文章を説明するときなどにご活用ください。ではでは~!!!