皆さま、こんにちは。
今日は、韓国語のパッチムの「連音化」について勉強しましょう。
英語もそうですがネイティブの方は、なだらかに1フレーズを言いきります。
例えば『thank you』を「さんく ゆー」とは言いませんよね?
韓国語も英語と同じ仕組みなのです。解説していきますので、ぜひ一読ください。
連音化とは?
連音化とは、語幹のパッチムを滑らかに発音するということです。
ある方式によって、連音化になります。
パッチムのあとに続く単語の子音が、ある子音のときに連音化となります。
例を挙げて解説
責任という意味の単語『책임』で説明します。
채 + ㄱ+이 + ㅁ となり…
ㄱ+이=発音上「ㅇ」がなくなり【기】と発音します。
ここで注意が必要なのは、有声音化です。
【기】は、平音だと「キ」という発音ですが、母音に挟まれている「ㄱ」は "K" ではなく "G" で発音しなければならないため、発音は[チェギm]と発音します。
助詞を付けて解説
パッチムの有無の変わる助詞をご紹介します。
- ~は:은
- ~を:을
- ~が:이
見てお分かりのように、パッチム有に続く助詞の多くは「ㅇ:イウン」の子音字を用いています。
他の子音字では、連音化できないためです。
フレーズ例
- 밥은:パブン(ご飯は)
- 밥을:パブL(ご飯を)
- 밥이:パビ(ご飯が)
- 사람은:サラムン(人は)
- 사람을:サラムL(人を)
- 사람이:サラミ(人が)
- 사랑은:サランgン(愛は)
- 사랑을:サランgウL(愛を)
- 사랑이:サランgイ(愛が)
あとがき
慣れると気にならないのですが、最初は発音が難しく、聞き取れないことも多いです。
同じ発音でも単語自体が違うということや、全体の文章で理解していくと特に問題ありません。どの語学も慣れだと思うので、1つずつ覚えていきましょう。
ではでは、このへんで。あんにょん。