皆さま、こんにちは。
今日は、韓国語で「~するどころか」について勉強しましょう。
「休憩するどころか昼食を取る時間もないよ」というような文章で活用できます。ぜひ、一読ください。
語尾 ~どころか
名詞と用言につける場合と活用が異なります。
まず、名詞の活用から紹介します。
パッチム有 | パッチム無 |
-은커녕 | -는커녕 |
意味:~どころか、~はおろか
名詞につけて活用します。パッチムの有無によって助詞が異なります。
[은/는] も助詞だけど、"커녕" も助詞なんだよ
前節のことは言うまでもなく、当然でないということを表す
後節には前節より不可能だったことや、反対の内容がくる
活用例
- 아침엔 급해서 밥은커녕 물도 한 잔 못 마셨어
朝は急いでいてご飯どころか水一杯も飲めなかったよ - 사과는커녕 오히려 사과하라고 했다
謝罪はおろか、むしろ謝れと言った
用言活用
- 用言+기는커녕
意味:~するどころか、~などころか
活用:用言を名詞化にして、"는커녕" をつける
活用例
- 공부하기는커녕 자고 있어요
勉強するどころか寝ています - 한국 음식은 만들기는커녕 한 번도 먹어 본 적이 없습니다
韓国料理は作るどころか、一回も食べたことないです - 응모자는 많기는커녕 오히려 적어요
応募者は多いどころかむしろ少ないです
あとがき
ある事柄を挙げて、否定し強調するというときに用いる文法です。
例文の「ご飯どころか水一杯も飲めなかった」は、「ご飯を食べられなかった」だけで急いでいる状況は伝えることができるが、プラスで「水一杯も飲めなかった」とすると、ほんの数秒すら時間を使えない状況だったと強調することができます。
使い方をきちんと理解して活用しましょう!
アンニョンハセヨ~