皆さま、こんにちは。
今日は、韓国語で「こそあど」について勉強しましょう。
何かを説明するときに「これ」や「その」と文頭に使うときありますよね?
今日は、簡単にご紹介します。
こそあど言葉とは?
「こそあど」とは、指示代名詞(しじだいめいし)のことです。
指示代名詞は、代名詞の一種であり、文脈に応じて特定の名詞を指し示すために使用されます。
指示代名詞は、話者が話している対象を示すために使用されることが一般的です。例えば、次のような文で使われます。
- これは私の車です。
- その本を棚から取ってください。
- こちらは私の友達です。
「この・その・あの・どの」「これ・それ・あれ・どれ」「こちら・そちら・あちら・どちら」という言葉のことですね!
こそあどの簡単な覚え方
この | その | あの | どの |
이 | 그 | 저 | 어느 |
韓国の指示代名詞は、「이그저(イクジョー)」で覚えましょう!
+「オヌ」!!!
そうだね、イクジョ~ヌ…って感じ?
「これ」「そちら」「あの方」など…
頭に 이・그・저・어느 がつくから基本として覚えておこうね
指示代名詞 早見表
この | その | あの | どの |
이 | 그 | 저 | 어느 |
これ | それ | あれ | どれ |
이것 | 그것 | 저것 | 어느 것 |
こちら | そちら | あちら | どちら |
이쪽 | 그쪽 | 저쪽 | 어느 쪽 |
この方 | その方 | あの方 | どの方 |
이분 | 그분 | 저분 | 어느 분 |
ここ | そこ | あそこ | どこ |
여기 | 거기 | 저기 | 어디 |
「ここ・そこ・あそこ・どこ」は…
横丁(ヨコチョー)って覚えるといいね!
※「これ・それ・あれ」は、話し言葉では縮約して「이거・그거・저거」と言うときもあります。
「こっち・そっち・あっち・どっち」は、下記のように言うときもあります。
こっち | そっち | あっち |
이리 | 그리 | 저리 |
「どっち」は、どちらの "어느 쪽" を使うよ!
「あちらこちら」は、'이리저리' と言い、直訳すると「こちらあちら」で日本語と反対になります!
活用例
・이 책이 누구 책입니까?
訳:この本は、誰の本ですか?
・그 지갑 엄청 멋지네요.
訳:その財布、めちゃ素敵ですね。
・저 사람이 선생님입니까?
訳:あの人は、先生ですか?
・어느 색이 좋아?
訳:どの色がいい?
日本語でいう「あの人」と説明のとき、知ってる人の話をするときは『그 사람(その人)』と言ったり、3人称の「彼」「彼女」と言うときも、名前を出さない場合は『그 사람』を使うこともあります。
助詞付き 早見表
指示代名詞に助詞がつくと、縮約して話したり書いたりします。助詞が変化した形も確認しましょう!
これが | それが | あれが | どれが |
이것이 (이게) |
그것이 (그게) |
저것이 (저게) |
어느 것이 (어느 게) |
これを | それを | あれを | どれを |
이것을 (이걸) |
그것을 (그걸) |
저것을 (저걸) |
어느 것을 (어느 걸) |
これで | それで | あれで | どれで |
이것으로 (이걸로) |
그것으로 (그걸로) |
저것으로 (저걸로) |
어느 것으로 (어느 걸로) |
※( )の縮約形は、話し言葉で基本用いられます。
これは | それは | あれは |
이것은 (이건) |
그것은 (그건) |
저것은 (저건) |
あとがき
日本語でも、英語でもなんでもそうですが「ここ」「そこ」や「これ」「あれ」…普段の会話で使う言葉ですよね。
「これが」「それは」など、縮約形を紹介しておりますが、必ず縮約するというわけでもありません。どちらでも使えますが、縮約もあるよ!というご紹介です。
ではでは、普段使うフレーズから例文を作ってみてください。