皆さま、こんにちは。
今日は、韓国語の高級文法[-(으)ㄹ지언정]について勉強しましょう。
「いじめられようともやり返さない」というような文章で活用できます。ぜひ、一読ください。
Contents
認め・逆接の語尾
- 用言+(으)ㄹ지언정
意味:~しようとも、~であろうとも、~しても
活用:用言の語幹を未来連体形にし、"-지언정" をつける
前節の状況を認めたり、逆接的な表現をするときに用いる
前節の内容であるよりは、むしろ…という意味の内容が後節にくる
前節の内容であるよりは、むしろ…という意味の内容が後節にくる
類義表現
[-(으)ㄹ망정] ~するとしても
前節を認め仮定しても、後節の内容に影響がない
動詞を使った内容は、大体が置き換えることができるけど
形容詞や名詞では、不自然になることが多いかな
例)顔がきれいでも言葉遣いが悪い女性は嫌だ
- 얼굴이 예쁠지언정 말투가 나쁜 여자는 싫다
- 얼굴이 예쁠망정 말투가 나쁜 여자는 싫다 (×)
[-(으)ㄹ망정] を使うなら、'얼굴이 안 예쁠망정 입을 수 있다니까 입어봐' なら可能です。
「顔がきれいじゃなくても着ることができるから着てみな」
例文が酷いですが…顔がきれいじゃない(仮定)→でも着用可能(顔の美しさは関係ない)ということです。※[-(으)ㄹ지언정] に置き換え可
活用例
- 힘은 셀지언정 머리가 나쁘기 때문에 즉전력이 되지 않는다
力は強くても頭が悪いので即戦力にならない - 굶어 죽을지언정 자존심은 버리지 않는다
飢え死にしようともプライドは捨てない
「~だとしても…(だがしかし)~だ」という場合と
「~でも…~はしない」という強い意志を表す場合とがあるよ
- 신청자가 하나도 없을지언정 취소는 못한다
申請者が一人もいなくてもキャンセルはできない - 아무리 친할지언정 그 소문에 대해 안 물어봐요
いくら親しくても、その噂については尋ねません
あとがき
類義の文法との違い…いまいち分かりづらいですよね…
私も例文を作っていて、「これ、合ってる?」という感じで作ってました。
上記の活用例は、どれも[-(으)ㄹ망정] に置き換え可能かな~と思います!
今回の文法は、後節文を強調させるために、その内容とは異なる文を前節に持ってくるという表現です。
それでは、このへんで!