皆さま、こんにちは。
今日は、韓国語で理由と原因を表す連結語尾について勉強しましょう。
似ている連結語尾が多いので使い分けもしっかり覚えてください。
ぜひ、一読ください。
理由と原因
「~をしているので~できない」という、後節は否定文がくる文法です。
- 動詞+느라(고)
意味:~ので、~せいで、~するために
活用:動詞につけて活用する。パッチムの有無は関係ありません。
前節が後節の否定的な結果の理由・原因となるときに用いる。
主に動作をすることができないという理由となる。
後節には "바쁘다, 늦다, 힘들다, 피곤하다, 고생하다, 수고하다, 밤을 새우다, 정신없다, 시간이 없다" などと一緒に否定的な結果を表す動作が来る。
大きな特徴
後節には、ある理由であることができない・しないという文章がきます。
친구 만다느라고 못 가요
友達と会ってるので行けません
原因となる時間の長さ
- 「友達と会っているがために…」→行けない・行かない
- 「掃除をしていて…」→電話の着信に気づかなかった
- 「小説を最後まで読んだせいで…」→徹夜をした
例のように後節でできない・しない理由を表すんだけど
前節の「している/いた」という時間の長さが重要!
下記は、使えない例です。
- 遅く起きたせいで遅刻した (×)
- 急いで座ったせいで椅子から落ちた (×)
この場合は、起きるのも座るのも動作が一瞬だよね?
連結語尾は "-아서/어서" を使うよ!
「起きて」「座ったので」に訳も変えちゃおう
活用例
- 어제 이사하느라고 너무 피곤했어요
昨日引っ越しで、すごく疲れました - 잠깐 도서관에 갔다 오느라고 늦었어. 미안!!
ちょっと図書館に寄って遅れた。ごめん! - 지금 피크닉 음식을 만드느라 좀 바빠요
今ピクニック料理を作っているのでちょっと忙しいです - 과제를 하느라고 잠을 제대로 못 잤어
課題をしていたせいでまともに寝れなかったよ
あとがき
特徴でも説明しているように、否定的な文章が後ろにくるということと、その理由は(~している・していた)時間が重要となります。
「転んだせいで」は、一瞬の出来事や意図してない出来事なので使えず、使うなら"-아서/어서" もしくは "-는 바람에" となります。
また、主語が自分でないといけないので「台風がきているため」というような文章でも使えません。この文章も上記と同じ類義の連結語尾なら使えます。
あ~~!難しや!!
アンニョンハセヨ~