皆さま、こんにちは。
今日は、韓国語の発音について簡単にまとめましたので、ぜひ今後の韓国語の勉強に役立てていただけたら幸いです。
有声音化
ある方式のときに平音が濁音になるというものです。
通常は、4つの子音【ㄱ・ㄷ・ㅈ・ㅂ】が母音に挟まれると、濁音が付き、発音が濁るのですが、この有声音化というのは、下記の4つ子音のあとにも濁点がつくよ!っていうことです。
パッチム【ㅇ・ㄴ・ㄹ・ㅁ】+ 続く子音【ㄱ・ㄷ・ㅈ・ㅂ】のとき
発音が濁ります。
読み:シゲ(シケとは発音しない)
連音化
連音化については、以前まとめたのでコチラをどうぞ!
鼻音化
鼻音化についても、以前まとめた記事がコチラ!!
濃音化
あるパッチムのあとに続く子音が濃音化するというものです。
濃音とは、息を吸うように発音する音のこと(イメージ『ッカ』など)
パッチム【ㄱ・ㄷ・ㅂ】 + 続く子音【ㄱ・ㄷ・ㅂ・ㅅ・ㅈ】のときに濃音化します。
いわゆる発音が「ㄲ・ㄸ・ㅃ・ㅆ・ㅉ」になるということです。
読み:シクッタン(シクタン:小さい「ッ」を入れて発音する)
- K音(ㄱ,ㄲ,ㅋ)
- T音(ㄷ,ㅅ,ㅆ,ㅈ,ㅊ,ㅌ)
- P音(ㅂ,ㅍ)
【例】
- K音【덕분에】おかげで→『덕뿌네』トップネ
- T音【걷다】歩く→『걷따』コッタ
- P音【맵다】辛い→『맵따』メpッタ
激音化
あるパッチムの後ろに子音の【ㅎ】がつくと、発音が激音化します。
激音とは、息を吐くように力強く発音する(イメージ『カッ』など)
パッチム【ㄱ・ㄷ・ㅂ・ㅈ】 + 【ㅎ】=発音が『ㅋ・ㅌ・ㅍ・ㅊ』になります。
読み:イパック(イプハク:連音化のように滑らかに発音できる)
読み:シLタッ
口蓋音化
あるパッチムのあとに【이】がつくと、発音が変化します。
パッチム【ㄷ・ㅌ】 + 【이】= ㄷは『ㅈ』、ㅌは『ㅊ』に変わります。
読み:カチ(カッイではありません)
流音化
パッチム【ㄹ】 + 続く子音【ㄴ】もしくは、パッチム【ㄴ】 + 続く子音【ㄹ】のときにどちらも発音は『ㄹ』になります。
연락(連絡)
読み:ヨLラク(ヨンラクではありません)
설날(正月)
読み:ソLラル(ソルナル)
「ㅎ」の弱化
「ㅎ」は、母音やパッチム 【ㄴ・ㄹ・ㅁ・ㅇ】 に続く初声が 「ㅎ」のとき、ほとんど発音しません。
読み:キョロン(キョルホンではありません)
「ㅎ」は、脱落すると覚えてきましょう・
좋아해요(好きです)
読み:チョアヘヨ
낳아요(産みます)
読み:ナアヨ
「ㄴ」添加
合成語や派生語で2つの単語が続くとき、前のパッチムのあとに続くハングルが【이・야・유・여・요】の場合【ㅇ】が【ㄴ】の発音に変化します。
『イ・ヤ・ユ・ヨ』が『ニ・ニャ・ニュ・ニョ』になるということです。
・그럼요(もちろんです)
読み:コロムニョ(クロムヨではありません)
・옛이야기(昔話)
読み:イェニヤギ(イェッイヤギ)
◎한국요리(韓国料理)
読み:ハングンgニョリ
あとがき
韓国語の発音は、本当に奥が深い。
発音ルールは覚えていないと、相手に通じないので必須で覚えなければいけませんが、濃音化は単語ごとに覚えた方が早いかもしれません。
では、このへんで。