皆さま、こんにちは。
韓国語の引用表現で命令文 "-(으)라고 하다" がありますが、依頼文の引用でも活用します。
今回は、依頼の引用「~してあげてと言われた」「~してくれと言われた」を紹介します。
ぜひ、一読ください。
依頼形の引用表現
依頼をされたときの引用は2つあります
- ○○から「~してほしい」と言われた
- ○○から「~してあげて」と言われた
"주다 (くれる・あげる)" を用いた状況のときは、自分に対して「~してくれ」、他の人に対して「~してやれ」という依頼形の間接話法です。
~してほしいと言った
-(아/어) 달라고 하다
意味:~(して)くれと言う/~(して)ほしいと言う
活用:名詞+助詞の後ろにつける、もしくは動詞語幹を連用形にして用いる
- 엄마가 달라고 했다 (母がくれと言った)
- 도와 달라고 했다 (手伝ってくれと言った)
※ [달라다] と縮めて言う場合もあります
~してあげてと言った
-(아/어) 주라고 하다
意味:~(して)やれと言う/~(して)あげてと言う
活用:名詞+助詞の後ろにつける、もしくは動詞語幹を連用形にして用いる
- 고양이에게 주라고 했다 (猫にあげろと言った)
- 도와 주라고 했다 (手伝ってやれと言った)
状況解説
自分に依頼してきた場合:-달라고 하다
第三者に対しての依頼の場合:-주라고 하다
例えば「買う」という単語の場合
- 사 달라고 하다 (奢ってくれという)
- 사 주라고 하다 (奢ってあげてという)
直接話法を用いた場合
直接話法を用いた「~してほしい」は、下記のようになります。
例)「コーヒーを奢ってください」と言われた
"커피 한 잔 사 주세요."라고 했다
会話の中で、"-달라고" と "-주라고" を迷ってしまったら、直接話法を用いるといいと思います。
오늘 여기까지입니다