皆さま、こんにちは。韓国のことわざを紹介します。
子音 [ㅇ]のことわざを136語掲載しました!試験対策にご活用ください。
Contents
ことわざ
【속담】
意味:ことわざ
発音:sok-ttam
漢字は「俗談」と書きます。
지금 한국 속담을 배우고 있는 중이에요
今、韓国のことわざを習っているところです
ことわざ一覧
- 아 다르고 어 다르다
直)「ア」違い「オ」違う
意)わずかな音の違いで聞き手の受け取り方が変わるということ、言葉は慎重に選ばないといけないというときに用いる
【類】에 해 다르고 애 해 다르다:에と言って違い애と言って違う
日本の慣用句ものは言いよう
同じ事でも言い方によって、よくも悪くも受け取られるということ
- 아끼다 똥 된다
直)大事にすると糞になる
意)もったいぶってると大損をする、惜しんだ挙句台無しにするということ
日本の諺一文惜しみの百失い
目先のわずかな金銭を惜しみ、あとで大損をするのに、そのことに気がつかずにいる人のことをいう
- 아내가 귀여우면 처갓집 말뚝 보고도 절한다
直)妻が可愛ければ、妻の実家の杭を見てもお辞儀をする
意)①妻が好きだと、妻の周辺の全ての物に好意が持てる ②一つが良ければ、他の物も良く見える ③ある人が好きすぎて、自己判断が衰えミスをしてしまうこと
- 아는 것이 병(이다)
直)知るが病
意)中途半端な知識はむしろ災いのもとになる。何も知らなければ気楽だが、なんでも知っていたら心配事が増えかえって害になるということ。
【類】아는 것이 탈:知るが病気
日本の諺知らぬが仏
事実を知らないが故に心を乱されず仏のようにいられるということ
- 아는 길도 물어 가라
直)知っている道も尋ねて行け
意)いくら知っている道でも確認してから行けということ、よく知っていることでも細心の注意を払うようにという言葉
【類】아는 길도 물어 가랬다:知っている道も聞いて行けと言った
日本の諺石橋を叩いてわたる
用心の上にも用心深く物事を行えということ
- 아는 놈 당하지 못한다
直)知っている者にはかなわない
意)内幕をよく知っている相手には勝てないことを指す言葉
- 아니 땐 굴뚝에 연기 날까
直)火を焚いていない煙突で煙が出るかな
意)どんな結果にも必ず原因があるという言葉
日本の諺火の無いところに煙はたたぬ
根拠となる事実がなければ噂は立たないはずだということ
- 아닌 밤중에 홍두깨 [내밀듯]
直)思わぬ夜中にきぬた棒
意)突拍子もない言葉や行動をすることを比喩的に言う言葉
【類】어두운 밤중에 홍두깨 내밀듯:暗い夜中にきぬた棒を突き出すように
日本の諺藪から棒・寝耳に水
唐突に物事が起こること
- 아비만 한 자식 없다
直)父ほどの子はいない
意)①子供が親にいくら優しくしても、親が子供を思うことには及ばない ②子供がどんなに立派になっても親ほどではないこと
- 아이 가진 떡
直)子供の持っている餅
意)相手が力がなくて、持っているものを簡単に奪えるという場合を比喩的に言う言葉
- 아이 보는 데는 찬물도 못 먹는다
直)子供が見ている所では冷たい水も飲めない
意)子は親の行動を模倣する。子供が冷たい水を飲んで腹痛を起こさないように、子供たちの近くではむやみに行動したり話をしてはならないことを比喩的にいう言葉
【類】애들 보는 데서는 찬물도 못 마신다
日本の諺親の背を見て子は育つ
子供は親の言動からそれがあたりまえと思い自分の常識にしてしまうということ
- 아이 싸움이 어른 싸움 된다
直)子供のけんかが親のけんかになる
意)子供たちの争いが後にはその親たちの戦いに変わるという話で、些細なことが徐々に大きくなって大変なことになるということ
- 아이는 작게 낳아서 크게 길러라
直)子供は小さく産んで大きく育てよ
意)子供を産む時は大きい小さいことを考えずに、産んでから元気に立派に育てよという言葉
日本の諺小さく生んで大きく育てる
生まれてくるとき赤ちゃんが小さいと母体への負担が少ないため、胎児は小さくても良い、産んでから大きくなるように育てればよいという安産祈願の言葉
- 아홉 가진 놈(이) 하나 가진 놈 부러워한다
直)九つ持っている奴(が)一つ持っている奴を羨む
意)持てば持つほど欲が出ることを比喩的に言う言葉
- 악화가 양화를 구축한다
直)悪貨が良貨を駆逐する
意)質の良い貨幣は貯蔵され市場に出回らず、質の悪い貨幣ばかりが世の中に流通してしまうという意味で、不健全な行いによって、健全な行いが押さえつけられているということ
日本の諺悪貨は良貨を駆逐す
悪いものほど世の中に広がり、良いものは消えてしまうということ
- 안되면 조상[산소] 탓
直)うまくいかなければ祖先(お墓)のせい
意)事がうまくいかない時、その責任を他人に転嫁する態度を比喩的に言う言葉
- 앉아서 주고 서서 받는다
直)座ってあげて、立って(返して)もらう
意)貸した金は受け取るのが非常に困難だという意味
日本の諺借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔
お金や物を借りるときには、ににこにこ優しい顔をするが、返すときには、渋くて不機嫌な顔になるということ
- 앉으면 눕고 싶고 누우면 자고 싶다
直)座ったら横になりたいし、横になったら寝たい
意)常に楽を求める人間の本能を表す言葉
- 앉은 자리에 풀도 안 나겠다
直)座ったところに草も生えないだろう
意)その人があまりにも几帳面で冷淡ということを比喩的に言う言葉
日本の諺取り付く島もない
頼りにするところが何もないという意味で、何かを頼もうとしても相手の態度が冷たくて頼めないというときに用いる
- 앉을 자리 봐 가면서 앉으라
直)座るところを見て座れ
意)万事を正しく判断し、分別のある行動をしろという言葉
【類】앉을 자리 설 자리를 가리다[안다]:座るところをわきまえる(知る)
- 앓느니 죽지
直)病むより死ぬがまし
意)煩わしいことでくよくよするよりいっそのこと死んでしまう方がましだという意味で、人にやらせてすっきりしない仕事をするよりも、大変でも自分でやった方がいい
- 앓던 이 빠진 것 같다
直)虫歯が抜けたみたいだ
意)昼夜、苦痛だった歯が抜けてすっきりしたという意味で、心配事がなくなってすっきりしたことを比喩的に言う言葉
日本の慣用句胸のつかえが取れる
- 암탉이 운다
直)めんどりが鳴く
意)女性が男性を差し置いて家庭を牛耳ることを比喩的に言う言葉
日本の造語嬶天下(かかあでんか)
妻の権威・権力が夫を上回っている家庭を指す
- 암탉이 울면 집안이 망한다
直)雌鳥歌えば(鳴くと)家が滅ぶ
意)家庭で妻が夫より気性が強くて騒いで干渉すれば、事がうまく行かないという意味の性差別的なことわざ
- 앞길이 구만 리 같다
直)前途が九万里のようだ
意)まだ若いので、これからどんなことでもやり遂げられる歳月が十分にあるという意味で、将来が期待されるという言葉、前途有望、前途洋々
- 앞집 처녀 믿다가 장가 못 간다
直)前の家の娘を当てにしていて結婚できない
意)自分ひとりで早合点ばかりして失敗することのたとえ
- 애들 보는 데서는 찬물도 못 마신다
直)子供が見ている所では冷たい水も飲めない
意)子供が冷たい水を飲むと腹痛を起こしやすい。子供がマネしないように、行いにきをつけるようにというたとえ
【類】아이 보는 데는 찬물도 못 먹는다
- 야윈 말이 짐 탐한다
直)痩せた馬が荷物のせいにする
意)分不相応に欲を出す
- 약과(를) 먹기(라)
直)ヤックァ(薬菓)を食べる如く
意)たやすくて、楽しいことであることを比喩的に言う言葉
- 약방에 감초
直)薬舗に甘草
意)漢方薬に甘草を入れることが多く、漢方薬屋に甘草が必ずあるということから、どんなことにも欠かさず割り込んでくる人、または欠かせない物を比喩的に指す言葉
- 약에 쓰려도 없다
直)薬に使うにも無い
意)目に薬を入れるのに量は少しでいいのに、その程度もないという意味で、何かが少しもないことを比喩的に言う言葉
- 약은 나누어 먹지 않는다
直)薬は分けて飲まない
意)薬を小分けにして飲むと、効果が弱くなるということ
- 약은 빚내어서라도 먹어라
直)薬は借金をしてでも飲め
意)人は健康が一番だから、薬に金を惜しまず、適時に飲まなければならないという言葉
- 약은 쥐가 밤눈 어둡다
直)賢い鼠が夜目が暗い
意)知恵があってミスがなさそうな人でも弱点があるという言葉
【類】약빠른 고양이 밤눈 어둡다:賢い猫が夜目が暗い
- 얌전한 고양이가 부뚜막에 먼저 올라간다
直)おとなしい猫が竈(かまど)に先に上がる
意) 表向きはおとなしく何もできないように見える人が、本性を出して自分の実利を整える場合を比喩的に言う言葉
日本の諺化けの皮が剥がれる
隠していた正体や素性がばれたり、猫をかぶっていた人が本性を出す
- 양반은 물에 빠져도 개헤엄은 안 한다
直)両班は水に溺れても犬かきはしない
意)いくら緊急な時にも面子を保つために努力する
【類】양반은 얼어 죽어도 겻불[짚불]은 안 쬔다:両班は凍え死んでももみ殻(藁)の火には当たらない
日本の諺武士は食わねど高楊枝
食べてないのに食べたフリをして見栄を張るということ
- 양반은 얼어 죽어도 겻불[짚불]은 안 쬔다
直)両班は凍え死んでももみ殻(藁)の火には当たらない
意)いくら困ったり焦ったりした場合でも、体面を削るようなことはしないということ
【類】양반은 물에 빠져도 개헤엄은 안 한다:両班は水に溺れても犬かきはしない
日本の諺武士は食わねど高楊枝
武士はどんなに貧しくても、腹いっぱい食べたかのように楊枝を使って見栄を張らなければいけなかったという意味で、やせ我慢するということ
- 얕은 내도 깊게 건너라
直)浅い川も深く渡れ
意)何事にも細心の注意を払うようにという言葉
日本の諺石橋を叩いて渡る
どんなに安全そうでも十分に確認してから行動することのたとえ、用心の上にも用心深く物事を行うということ
- 어느 동네 아이 이름인 줄 아나
直)どこの村の子の名だと思うのか
意)巨額のお金を簡単に口にする人に、「村の子供の名前を呼ぶように、そんなに軽く見るのか」となじる言葉
- 어느 장단에 춤추랴
直)どの拍子で踊ったらいいか
意) 意見が多すぎて、どの意見に従ったらいいのか困ることを比喩的に言う言葉
【類】이날 춤추기 어렵다:この日は踊りにくい
이 굿에는 춤추기 어렵다:この儀式では踊りにくい
그 장단 춤추기 어렵다:この拍子では踊りにくい
- 어느 집 개가 짖느냐 한다
直)どこの家の犬が吠えるやらだ
意)人の話に聞く耳を持たないということを比喩的に言う言葉
- 어두운 밤의 등불
直)暗夜の明かり
意)欠くことのできない重要な物事
- 어르고 뺨 치다
直)あやして、頬を叩く
意)もっともらしい言葉でそそのかして、人に害をもたらす
日本の諺口に蜜あり、腹に剣あり
口先ではやさしいことを言いながら、心の中は陰険であること
- 어른 말을 들으면 자다가도 떡이 생긴다
直)大人の言うことを聞くと、寝ていても餅が手に入る
意)大人に言われた通りにやれば、色々と得になるということ
- 어릴 적 버릇은 늙어서까지 간다
直)幼い頃の癖は老いてまでも続く
意)子供の頃に一度身に付いた癖は一生直し難い
日本の諺雀百まで踊り忘れず
雀は一生跳びはねて歩き回るが、その癖は生涯変わらないということ
- 어머니 배 속에서 배워 가지고 나오다
直)母親の腹の中で習ってから生まれる
意)生まれる時から既に知っている
- 어물전 망신은 꼴뚜기가 시킨다
直)魚屋の恥はイイダコがさせる
意)愚か者は周りの者まで恥を掻かせる
【類】과일 망신은 모과가 (다) 시킨다:果物の恥はかりんがやらせる
- 어설픈 약국이 사람 죽인다
直)生半可な薬局が人を殺す
意)医術がない人が治療すると言って人を殺すという意味で、能力がないのにむやみにして大変なことを犯すということを比喩的に言う言葉
日本の諺生兵法(なまびょうほう)は大怪我の基
不十分な知識や技術に頼ると大失敗をする
- 어장이 안되려면 해파리만 끓는다
直)漁場がうまくいかない時はクラゲばかりたかる
意)事がうまくいかず、有害で面倒くさいことばかり起こる
- 억지로 절 받기
直)無理やりにお辞儀を受けること
意)その気がない相手に、自分から要求してもてなしを受けること
【類】엎드려 절 받기:身を伏せてお辞儀を受ける
- 언 발에 오줌 누기
直)凍った足に小便をする
意)凍った足を溶かすために小便をしたところで効力があまりないという意味で、一時しのぎにはなるが、その効力が長続きしないだけでなく、結局は事態がさらに悪化することを比喩的に言う言葉
- 없는 놈이 찬밥 더운 밥을 가리랴
直)貧しい者が冷や飯と温かい飯を選り分けるものか
意)窮迫の最中や、急に必要な場合は、善し悪しを選ばない
- 엎드려 절 받기
直)身を伏せてお辞儀を受ける
意)無理やり相手にお辞儀をさせるという意味で、相手はする気がないのに自ら要求して待遇を受ける場合を比喩的に言う言葉
【類】옆 찔러 절 받기:脇を突いて礼を受ける
- 엎어지면 코 닿을 데
直)つんのめれば鼻のつく所
意)転んで鼻のつく所という意味で、非常に近い距離を比喩的に指す言葉
【類】넘어지면 코 닿을 데:転んだら鼻がつく所
日本の諺目と鼻の先
目と鼻の距離が近いことから、二つの距離が非常に近いというたとえ
- 엎어진 김에 쉬어 간다
直)転んだついでに休んで行く
意)思いもよらない状況を良い機会に活用する
- 엎질러진 물(이다)
直)こぼれた水(である)
意)一度してしまったことは取り返しがつかないさまを比喩的に言う言葉
【類】쏘아 놓은 살이요, 엎지른 물이다:射た弓であり、こぼした水だ
日本の諺覆水盆に返らず
こぼれた水は盆に戻らないという意味で、やってしまったことは元通りにならない
- 엎친 데 덮친다
直)倒れたところへ覆いかぶさる
意)困難や不幸が重なって起きるということ
※他に "엎친 데 덮치기"、"엎친 데 덮친 격" ともいう
日本の諺泣き面に蜂
泣いている顔をさらに蜂が刺すという意味で、不運や不幸が重なるということ
- 여든에 이가 나다
直)80歳で歯が生える
意)到底あり得ないこと
- 여름에 하루 놀면 겨울에 열흘 굶는다
直)夏に1日遊べば冬に10日飢える
意)農作業では夏に勤勉に働かなければならないように、後のことを考えて一刻も怠ってはならないということ。備えがあれば後日に心配がないことのたとえ。
- 여물 안 먹고 잘 걷는 말
直)飼い葉を食べずによく歩く馬
意)あまりにも非現実的なこと、また元手は使わずに得が多いこと比喩的に言う言葉
- 여문 곡식일수록 더 머리를 숙인다
直)実った穀物ほど頭を垂れる
意)稲は熟すほど頭を下げるという意味から、立派な人ほど傲慢ではなく、むしろ謙遜するという言葉
日本の諺実るほど頭の下がる稲穂かな
実った稲は重みで頭が下がる、その様子から学問や技能が深まった人ほど謙虚になるということ
- 여수가 밑천이다
直)授受が資本である
意)金を借りたら必ず返すことによって信用を得ることができ、次にまた取引ができるようになるということ
- 여우를 피해서 호랑이를 만났다
直)キツネを避けてトラに会う
意)困難を避けようとして、さらに大変な目に遭う
- 여울로 소금섬을 끌래도 끌지
直)早瀬に塩のかますを引き入れろと言われても引く
意)塩が入った蒲簀(かます)を水で引くと塩が溶けてなくなり、苦労した甲斐もなく台無しにしてしまうのに、「何も考えずに他人にやらせるからだ」という意味で、どんな命令でも服従する場合を比喩的に言う言葉
【類】소금 섬도 물로 끓이라면 끓여라:塩俵を水で沸かせと言われたら沸かせよ
- 여자 셋이 모이면 접시가 깨진다
直)女が3人集れば、皿が割れる
意)女性がたくさん集れば、おしゃべりになって騒がしい
- 여자가 한을 품으면 오뉴월에도 서리가 내린다
直)女が恨みを抱けば、五・六月にも霜が降りる
意)女性が一度でも憎んだり恨みを抱いたりすれば、5~6月にも霜降りするほど厳しく毒々しいという言葉
- 역말도 갈아 타면 낫다(고)
直)駅馬も乗り換えればましだ
意)①適当でなければ新しい物と換えるのがよい ②一つだけ続けずにたまに他の仕事をすると気分も新しくなり飽きないということ
- 열 길 물 속은 알아도 한 길 사람 속은 모른다
直)10尋の水の底は分かっても1尋の人間の心の底は分からない
意)とかく人の本音は知り難いもの
【類】천 길 물속은 알아도 한 길 사람의 속은 모르다:千通りの水の底は知っていても人一人の心の内は分からない
- 열 번 듣는 것이 한 번 보는 것만 못하다
直)十回聞くのは一回見ることに及ばない
意)聞くだけより、直接見た方が確実だ
日本の諺百聞は一見に如かず
何度繰り返し聞くよりも、一度実際に自分の目で見る方が確かだということ
- 열 번 찍어 아니 넘어가는 나무 없다
直)10回も切りつけられて倒れない木はない
意)何事も地道に努力すれば、志を成すことになるという言葉
- 열 손가락 깨물어 안 아픈 손가락이 없다
直)10本の指を噛んで痛くない指はない
意)10本の指の中に噛んで痛くない指がないように、親は子供が多くても全部大切にするということ、親にとって子は皆同じだという言葉
- 열이 상투 끝까지 오르다
直)熱がまげのてっぺんまで上がる
意)興奮の熱が頭に上がるという意味で、非常に腹が立ったという言葉
日本の諺怒髪天をつく
怒りで髪が天を衝つくほど逆立っているという事
- 열흘 붉은 꽃이 없다
直)十日間赤い花はない
意)栄華・功名は長続きしない。豊かに暮らしたり名誉を得たりするのは一時的な事で、その時が過ぎればおしまいである
日本の諺栄華あれば必ず憔悴あり
栄えるときがあればかならず衰えるときが来る
- 염치와 담(을) 쌓은 놈
直)廉恥と塀を築いた奴
意)恥を知ることを気にもしない(図々しい)人に対して言う言葉
- 오는 날이 장날(이다)
直)来る日が市の立つ日
意)ある事をしようとしたら、思いがけないことに偶然遭う
【類】가는 날이 장날이다:行く日が市の立つ日
가는 날이 생일이다:行く日に限って誕生日だ
- 오는 말이 고와야 가는 말이 곱다
直)来る言葉が綺麗でこそ、行く言葉も綺麗だ
意)他人からの言葉や行動が優しければ、自分も他人に対して言葉と行動が優しくなる
日本の諺売り言葉に買い言葉
相手の暴言に対して、同じような暴言で言葉を返す
- 오는 정이 있어야 가는 정이 있다
直)来る情があってこそ行く情がある
意)相手が自分に良くしてくれたら、自分も相手に良くするということ
日本の諺魚心あれば水心
魚に水と親しむ心があれば、水もそれに応じる心があるという意味で、相手が好意を示せば、自分も相手に好意を示す気になる
- 오뉴월 감기는 개도 아니 걸린다[앓는다]
直)5~6月の風邪は犬もひかない
意)夏に風邪をひく人に「ろくでなし」とからかう言葉
日本の諺夏風邪はバカがひく
冬にひいた風邪を夏になって気づくという意味で、馬鹿はそれほど愚鈍であるということ
- 오라는 데는 없어도 갈 데는 많다
直)来いと招かれるところはないが、行くところは多い
意)他人が自分を必要としてなくても、自ら行くところややるべきことは多い
- 오르지 못할 나무는 쳐다보지도 마라
直)登れぬ木は見上げるなかれ
意)自分の能力で登れない木なら見るなという意味で、自分がやり遂げられないことなら最初から欲を出さない方がいいということ
【類】못 오를 나무는 쳐다보지도 마라
- 오입쟁이 제 욕심 채우듯
直)女たらしが自分の欲望ばかり満たすように
意)他人の境遇にはまったく気を使わず、自分がやりたいことばかりするということ
※오입쟁이:浮気者
- 옥에도 티가 있다
直)玉にも傷がある
意)いくら立派な人、良い物だとしても、よく考えてみると些細な欠点はある
【類】옥의 티:玉の傷
日本の諺玉に瑕
素晴らしい人物や事物にも、ほんの僅かな欠点があることのたとえ
- 옷깃만 스쳐도 인연
直)襟だけかすめても縁
意)襟をかすめるという出来事でさえも縁という意味で、人との関係はいくら些細なことでも大切にしなければならないという言葉
日本の諺袖振り合うも他生の縁
道を行くとき、袖が振れ合うという偶然でほんのささやかな出会いであっても、それは前世からの深い緑で起こったことだから、人との縁を大切にしようという言葉
- 옷은 새 옷이 좋고 사람은 옛 사람이 좋다
直)服は新しいものが良く、人は古い人が良い
意)物は新しいのが良く、人は長く付き合って互いをよく知っている人が良いという意味
日本の諺本木に勝る末木なし
最初のが気に入らないと言い、何度取り替えてみても、結局は最初のものよりすぐれたものはなかったというたとえ。多くは、男女関係で用い「前夫、先妻を超える人はいない」ということ。
- 옷이 날개다
直)服が翼だ
意)着た服が良ければ見栄えがする、立派に見えるというたとえ
【類】입성이 날개
日本の諺馬子にも衣裳
馬子のように下賎な者でも立派な衣装を着ると立派に見えることのたとえ
- 외상이면 소도 잡아 먹는다
直)ツケなら牛も潰して食べる
意)昔、重要な家畜として扱われていた牛は許可なしに殺すことはできず、王族以外は頻繁に牛を食すことはできなかった。牛肉を食べるために牛を怪我させ殺処分にして食べるという意味から、後のことはどうなろうとも考えずに、むやみに行動することを比喩的に言う言葉
- 용 꼬리보다 뱀머리가 낫다
直)龍の尻尾より、蛇の頭の方がマシだ
意)大きいもののビリより、小さいものの一番になるほうが良い
日本の諺鯛の尾より鰯の頭
大きい団体で人の後にいるより、小さな団体でもその先頭になるほうが良いということ
- 우는 아이 떡 하나 더 준다
直)泣く子に餅を余計にひとつあげる
意)①切望したり積極的に要求する人に何かをもっと与えるものだという言葉 ②気の毒な人や不満を持っている人にもっと人情を与えるという言葉
- 우렁이도 두렁 넘을 꾀가 있다
直)タニシもあぜを越える知恵がある
意)愚かで醜い人も何か一つは才能があるというたとえ
- 우물가에 애 보낸 것 같다
直)井戸端に子供を行かせたようだ
意)慣れないことを誰かさせて、心が不安であること
- 우물에 가(서) 숭늉 찾는다
直)井戸に行っておこげ湯を探す
意)ご飯を炊いた窯にお湯を入れて沸かしたおこげ湯を、あるはずもない井戸で探すという意から、仕事の順序も知らずに性急に飛びかかるということ
【類】우물에서 숭늉 찾는다:井戸でおこげ湯を探す
日本の諺木に縁りて魚を求む
木に登って、得られるはずのない魚を得ようとする意から、見当違いの困難な望みを持つことのたとえ
- 우물 안 개구리
直)井の中の蛙
意)世の中の広いことを知らない愚かな人のこと、社会の事情を知らない、見聞の狭い人を指す
日本の諺井の中の蛙大海を知らず
小さな井戸の中にいる蛙は、大きな海など井戸の外にある世界のことを知らないという意から、見識が狭く自分の範囲内でしか物事を考えられないということ
- 우물을 파도 한 우물을 파라
直)井戸を掘っても一つの井戸を掘れ
意)やっていることを頻繁に変えれば何の成果も出ないので、一つのことを最後までしてこそ成功できるということ
【類】한 우물을 파다:一つの井戸を掘る
- 우수 경칩에 대동강 물이 풀린다
直)雨水・啓蟄に大同江が解ける
意)雨水(雪が雨になり、氷が水になる)と啓蟄(けいちつ)を過ぎれば大同江(テドンガン)が解ける=いくら寒い天気も和らぐということ
- 울다가 웃으면 엉덩이에 털난다
直)泣いていて笑うとお尻に毛が生える
意)①気分を害して泣いている子を笑わせるためにできた言葉 ②泣いたり笑ったり気分屋はお尻が毛むくじゃらになるぞという冷やかしの言葉
【類】울다가 웃으면 엉덩이에 뿔 난다:泣いていて笑うとお尻に角が生える
日本の諺「今泣いた烏がもう笑う(子供の感情がとかく変わりやすいこと)」が類似と紹介しているサイトがありますが、若干ニュアンスが異なるので韓国の方に使うときはご注意ください
- 울려는 아이 뺨치기
直)泣きだそうとする子の頬を殴る
意)子供が泣きそうなときに、なだめず頬を叩けば泣き出すという意味で、仕事が少しずれこみそうなとき、さらに大きな混乱を起こすことになることを比喩的にいう言葉
- 울며 겨자 먹기
直)泣きながらカラシを食べる
意)辛くて泣きながらからしを食べるという意味で、嫌なことをやむを得ずする時に使う言葉
【類】눈물 흘리면서 겨자 먹기:涙を流しながらからしを食べる
- 울 수 없으니까 웃는다
直)泣けないから笑う
意)思いがけず困ったことに遭って、泣くに泣けず笑う→驚いて呆気にとられるということ
- 울지 않는 아이 젖 주랴
直)泣かない子に乳をあげようか
意)何事においても自分が要求してこそ手に入れることができるという言葉
- 웃고 사람[뺨] 친다
直)笑って人[の頬]を殴る
意)表向きはいい人のふりをしながら実際は害を及ぼす場合を比喩的にいう言葉
- 웃는 낯에 침 못 뱉는다
直)笑う顔に唾は吐けない
意)笑顔で接する人に唾を吐けないという意味で、優しく接する人に悪く接することはできないという言葉
【類】웃는 낯에 침 뱉으랴:笑う顔に唾を吐けるか
웃는 얼굴에 침 못 뱉는다:笑う顔に唾は吐けない
- 웃으면 복이 온다
直)笑うと福が来る
意)どんなに悪いことがあっても肯定的に考え、笑いながら生活していれば福が来るという希望を表す言葉
【類】웃는 집에 복이 있다:笑う家に福あり
日本の諺笑う門には福来る
なごやかで笑いの絶えない家には、おのずと幸せがやってくるという意味
- 웃음 끝에 눈물
直)笑いの末に涙
意)初めは楽しく過ごしていても、後で辛い悲しい事が起こったりすることが世の常ということ
- 원님 덕에 나팔이라
直)殿様のお陰のらっぱだ
意)殿様のお出ましがなければ、ラッパを吹けないという意味から、他人のお陰で良い待遇を受けるという言葉
【類】원님 덕에 나팔 분다:殿様のお陰でらっぱを吹く
- 원수는 외나무다리에서 만난다
直)怨讐は一本橋で出会う
意)①嫌がる対象を避けることのできない場所でばったり会うこと ②他人に悪いことをすれば、その罪を受ける時が必ず来るということ
- 원숭이도 나무에서 떨어진다
直)猿も木から落ちる
意)猿は木登りの達人だが、誤って木から落ちることもあるという意味で、仕事ができる人でも時にはミスをすることがあるから、あまり悲観するなという言葉
- 윗물이 맑아야 아랫물이 맑다
直)川上の水が澄んでこそ川下の水が澄む
意)上の人の行いが正しければ下の人の行いも正しくなるという言葉
日本の諺上清ければ下濁らず
上に立つ者の行いが正しければ、下の者は不正をしないということ
- 은혜를 원수로 갚다
直) 恩を仇で返す
意)恩を返さず、かえって害を及ぼすことを指す言葉
- 음지가 양지 되고 양지가 음지 된다
直)日陰が日向になり、日向が日陰になる
意)良い時期もあれば悪い時期もある=世の中は常に回るということ
- 이(가) 없으면 잇몸으로 산다
直)歯がなければ歯茎で生きる
意)必要なものが無くてもどうにかして間に合わせる、必要な物がなければないままなんとか生きていけることを指す言葉
【類】이 대신 잇몸:歯の代わりに歯茎
- 이기는 것이 지는 것
直)勝つのが負けること
意)互いに戦ってもきりがなく、最後まで耐えても良いことはないため、早く負けたふりをして止めた方がいいという意味
日本の諺負けるが勝ち
無意味な争いは相手に勝利を譲る方が賢明であり、争わないことが最終的な勝利につながる
- 이날 저 날 한다
直)この日あの日する
意)仕事の決定を先延ばしにする、後回しにする、ずるずると延ばす
- 이래도 일생 저래도 일생
直)こうしても一生ああしても一生
意)人が豊かに暮らそうが、そうでなかろうが、人生は一度だけのものだから円満に生きていこうという言葉
【類】이래도 한세상 저래도 한세상:こうしても一世ああしても一世
- 이름난 잔치 배고프다
直)有名な祭りは、腹が減る
意)騒がしい噂や大きな期待に比べて中身がつまらない、噂が事実と異なるということ
- 이름도 성도 모른다
直)名前も名字も知らない
意)ある人について「全く見知らぬ人だ」と強調する
- 이부자리 보고 발을 펴라
直)布団を見て、足を伸ばせ
意)①ある事を手掛ける前に、先がどうなるか結果を考えろという言葉 ②時間と場所を選んで行動せよという言葉
【類】발(을) 뻗을 자리를 보고 누우랬다:足を伸ばす場所を見て横になれ
- 이빨 빠진 호랑이
直)歯の抜けた虎
意)以前の勢力が衰えて落ちぶれた人、権力を失った人、持っていた才能や力を発揮できなくなった人
- 이사할 때 강아지 따라 다니듯
直)引っ越すときに子犬がつきまとうよう
意)金魚の糞のようにつきまとうさま
- 이에 신물이 돈다[난다]
直)歯に酸っぱい水が溜まる
意)ある物事に嫌気が差すほどうんざりする
- 이왕이면 다홍치마
直)どうせなら紅の(赤い)スカート
意)朝鮮時代に紅のスカートは、王族だけが着ることができた。王族以外の女性は普段着用することができなかったが、特別な日(結婚式)では着用が許されていたそうで、いわゆる貴重ということ。そこから『どうせなら良いものが良い』という意味で使われるようになった言葉
【類】같은 값이면 다홍치마:同じ値段なら赤いスカート
上記は、現在の意味であり…元々は、赤いスカートは若い女性が身に付けており、男性側の視点で『どうせなら若い女性』という意味で使われていたそうです。
- 이웃이 사촌보다 낫다
直)近所の人がいとこよりマシだ
意)よく会う人の方が、遠くに住む親類よりさらに情も深く、良好な関係を築ける
- 익은 밥 먹고 선소리한다
直)炊けた飯を食って、つまらない事を言う
意)論理的でない話をする人をなじるときにいう言葉
- 인간 만사는 새옹지마라
直)人間万事は塞翁が馬
意)人生は良いことも悪いことも予測できず、吉凶禍福は回り回るという意味
- 인간은 만물의 척도(이다)
直)人間は万物の尺度である
意)人間が全ての物事を判断する基準になるということ
※古代ギリシャの哲学者プロタゴラスの言葉で、個々の人間の知覚こそ、真理の基準であり、絶対的な真理は存在しないの意とされる
- 인사가 만사
直)人事が万事
意)『人の仕事がすべて』という意味で、適切な人材を適切な場所に使ってこそうまくいくということ、組織では人事が非常に大事
- 일각이 삼추 같다
直)一刻三秋の如し
意)1日会わないでいると3年間も待たされているような気持ちがするという意から、待ち焦がれるということ
- 일찍 일어나는 새가 벌레를 잡는다
直)早起きの鳥が虫を捕まえる
意)朝早く起きた者が先に機会を得ることができるということ
日本の諺朝起きは三文の徳
朝早く起きて仕事に励めば、必ずいくらかの利益になる
- 임도 보고 뽕도 딴다
直)恋人にも会って、桑の葉も取る
意)二つの事を同時に成すことのたとえ、一石二鳥や一挙両得と同じ意
- 입맛이 반찬
直)食欲がおかず
意)食欲があれば、おかずのない食事でも美味しく食べる
- 입술에 침이나 바르지
直)唇に唾でもつけろ
意)公然と見え透いた嘘をつく人に対して「唇に唾でも塗って物を言うがいい」と相手を皮肉る言葉
- 입술이 없으면 이가 시리다
直)唇がないと歯が冷たい
意)密接な関係はあるもので一つが駄目になると、もう一方も駄目になるということ
- 입에 맞는 떡
直)口に合う餅
意)気に入った物事を指す言葉
- 입에 쓴 약이 병에는 좋다
直)口に苦い薬が病気にはいい
意)自分に対する忠告や批判は聞くのがつらいが、それを受け入れれば自分に利益をもたらすという言葉
【類】입에 쓴 약이 몸에 좋다:口に苦い薬が体にはいい
日本の諺良薬は口に苦し
よく効く薬は苦くて飲みにくい、忠告は快く聞き入れ難いものだが、本人のためになる
- 입에서 신물이 난다
直)口が酸っぱくなる
意)あるものが極度の嫌気がさすほどうんざりするということ
- 입은 비뚤어져도 말은 바로 해라
直)口は曲がっても言葉はしっかりしろ
意)どんな状況でも言葉は正確に話さなければならない
- 입이 열 개라도 할 말이 없다
直)口が10個あっても言うことがない
意)誤りが明らかになり、弁解の余地がないこと。言い訳のし ようがないくらい申し訳ないこと。