皆さま、こんにちは。
今日は、過去の出来事を回想して相手に伝えたいときに使用する単語を紹介します。
「すごく面白い映画だったんだよ」というような文章で活用できます。
ぜひ、ご確認ください!
回想とは
回想とは、自分がしたことについてではありません。
- 話し手が感じたこと
- 話し手が見たこと
- 話し手が聞いたこと
上記の事を聞き手に伝えるときに用います。上記は動詞に用いるときで、形容詞で用いるときは「見たこと・感じたこと」で用います。
語尾活用
【-더라】
読み:トラ
発音:teo-ra
【-더라고(요)】
読み:トラゴ(ヨ)
発音:teo-ra-go(-yo)
意味は「~だったよ」「~でしたよ」「~かったよ」となります。
どちらも、動詞・形容詞の語幹につけて活用します。
敬語とタメ口
目上の人、年上には "높임말" 、親しい間柄の同い年や年下には "반말" を使いましょう!
높임말 | -더군요 | -더라고요 |
반말 | -더라 | -더라고 |
過去形は使える?
動詞での過去形は活用するが、形容詞では過去形を99.9%活用しません。
窓を開けたら雪が降っていたんだよ
- 창문을 열었는데 눈이 오더라
- 창문을 열었는데 눈이 왔더라
どちらも同じ訳になりますが、"오더라" は「雪が降っている状態」で "왔더라" は「雪が積もっている状態」のときに用います。
彼氏が子供のとき可愛かったんだよ
- 남친이 아이 때 귀여웠더라
形容詞0.1%活用の例
過去に子供のころの写真を見た、そして可愛いと感じたということです。
活用例
- 유미가 식당에서 밥을 먹더라고요
ユミが食堂でご飯を食べてました
(食べているところをみた) - 유미가 식당에서 밥을 먹었더라고요
ユミが食堂でご飯を食べてました
(食べ終えていたところをみた)
- 어제 운동했는데 너무 힘들더라
昨日、運動したんだけどすごくしんどかったんだ
(話し手が感じたこと) - 한국어 공부는 생각보다 어렵더라
韓国語の勉強は思ったより難しいよ
(話し手が感じたこと)
引用の活用
引用と一緒に活用でき、間接話法と同じような使い方ができます。
다고 하더라고요 = 다고 했어요
「家に帰るそうですよ/帰るといってました」
- 집에 간다고 하더라고요
- 집에 간다고 했어요
会話してみよう
겨울 서울은 너무 춥더라고요!
冬のソウルはとても寒いんですよ!
아~! 진짜? あ~まじで?
근데 온돌이 있어서 그런지 방 안은 따뜻하다고 들었어
でも、オンドルがあるからか部屋の中は暖かいって聞いたよ
…というような会話で活用できます。
ぜひ、いろんな例文を作ってみましょう!