みなさま、こんにちは。
今日は、韓国語の基本「分かち書き」を学びます。
韓国語は漢字語はありますが、すべてハングルなので分かち書きをしないと、とっても読みづらいです。許容される場合もありますが、ルールを簡単にまとめましたので、ぜひ一読ください。
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分かち書き
【띄어쓰기】
読み:ッティオッスギ
発音:tteui-eo-sseu-gi
'띄다(分ける)' +'쓰다(書く)'
単語と単語の間にスペースを入れ、使い分ける韓国語の文法です。
日本語のように、漢字・ひらがな・カタカナと分けていないということと、すべてくっつけると読みづらいため、区切りを入れるということです。
解説例①
区切りスペースを入れないと意味が変わってしまうということです。
例えば「上手くできない(下手)」と「間違い」という単語は、似ています。
①잘␣못하다(上手くできない)
読み:チャL モタダ
②잘못하다(間違っている)
読み:チャLモタダ
このように、スペースを入れないと意味が変わってきます。
解説例②
・요리를 잘하다(料理が上手)
・요리를 잘␣하다(料理をよくする)
・요리를 못하다(料理が苦手)
・요리를 못␣하다(料理ができない)
※理由があって「することができない」という文章になります。
分かち書きのルール
1. 助詞
名詞のあとにつける助詞は、くっつけて書きますが、そのあとの単語とはスペースが必要です。
・날씨가␣좋아요(天気がいいです)
2.補助用言
単語を補助する文の場合、スペースを入れるのが基本だが、くっつけて書いても許容されます。
・도와␣드리다
・도와드리다
(助けてあげる)
3.形式依存名詞
"수"や"것"は、スペースが必要です。
・부를␣수␣있다(歌うことができる)
・먹을␣것이␣좋아(食べることが好き)
4.単位依存名詞
数を表すときは、スペースが必要です。
・한␣개(1個)
・한␣대(1台)
5.数詞(万単位)
・2억␣5678만␣4321 (2億5678万4321)
6.呼称語/役職
姓と名はくっつけますが「さん」は、分かち書きをする。
・김경수␣씨
部長、社長など役職も分かち書きをする。
・김␣부장님
あとがき
他に合成語もありますが、くっつけて書いてもOKなものもあったりで、結構複雑なので単語一つずつ覚えたほうがいいと思います。
また、固有名詞や専門用語も分かち書きをするものがありますが、これも単語により異なるので、一つずつ覚えることをおススメします。
あんにょん。